Q1:咳や鼻水がひどい時にお風呂に入ると楽になりますか?
A1:熱がなく呼吸困難を伴わないレベルの咳・鼻水であれば、入浴による蒸気吸入は粘膜の加湿に直結し、一時的に症状を大きく緩和させます。浴室内の湿度はほぼ100%に近いため、自然な吸入器の役割を果たして痰の切れを良くしてくれます。ただし、湯上がり後に冷気を吸い込むと気道が過敏に反応して激しい咳を誘発するため、マスクの着用や室内の加湿を忘れずに行ってください。
Q2:風邪の治りかけでお風呂に入った後、汗が止まらない時はどうすべきですか?
A2:無理に冷風に当たって汗を引かせようとするのは厳禁です。乾いた清潔なタオルでこまめに汗を吸い取りつつ、通気性と吸湿性に優れた綿素材の部屋着を着用してください。汗が落ち着くまでの15〜20分間は保温性のある羽織ものを一枚重ね、汗が引いた段階で湿った下着を速やかに着替えることが、ぶり返し(再発熱)を防ぐ決定打となります。
Q3:インフルエンザや新型コロナが疑われる場合、解熱剤を飲んで熱が下がっていれば入浴しても大丈夫ですか?
A3:薬の作用によって強制的に熱が下がっている状態での入浴は推奨できません。解熱薬の効果が切れた後に急激な発熱(リバウンド)が起こる可能性があり、入浴の身体的ストレスが重なることで重篤な脱水症状や意識障害を招く恐れがあります。薬に頼らず自力で平熱が半日以上持続し、体力が戻るまでは清拭にとどめるのが賢明です。