後脛骨筋腱炎のテーピング術!内くるぶしの痛みを防ぐ貼り方と治し方

後脛骨筋腱炎のテーピング術!内くるぶしの痛みを防ぐ貼り方と治し方

後脛骨筋腱炎のテーピング術!内くるぶしの痛みを防ぐ貼り方と治し方を詳しくリサーチ! 知っておきたい 重要ポイントを凝縮して配信します。

後脛骨筋腱炎のテーピングは貼り方一つで効果が激変します。最大の目的は、低下した内側縦アーチを物理的に引き上げ、内くるぶし下を通る腱への牽引ストレスを瞬時に開放することにあります。ドラッグストアやスポーツ店で入手できる幅50mmのキネシオロジーテープ(伸縮テープ)を使用し、以下の手順で正確に巻いていきます。

ステップ1:準備とポジショニング

テープを約30〜35cmの長さにカットし、四隅の角をハサミで丸く切り落とします(角を落とすことでウエアとの摩擦による剥がれを防止できます)。貼る際は、足首を直角(90度)に保ち、やや内返し(足裏を内側に向ける状態)にして後脛骨筋腱を緩めた姿勢を取ることが決定的なコツです。

ステップ2:アーチ持ち上げメインテープの貼付

テープの端を足の甲の外側(小指の付け根付近)に無テンションで固定します。そこから足裏を通し、土踏まずの最もくぼんでいる部分を通過させます。この土踏まずから内くるぶしの下を通過する区間のみ、約50〜70%の強めのテンションをかけて上方向へグッと引き上げます。内くるぶしの後ろを通過したら、スネの内側(骨のキワ)に沿わせてふくらはぎ中段まで無テンションで貼り付けます。

ステップ3:踵骨(かかと)の倒れ込みを防ぐアンカーテープ

次に約25cmのテープを用意し、外くるぶしの上からスタートしてアキレス腱の後ろを通り、かかとの骨(踵骨)を内側から包み込むようにして土踏まずへ通します。足首の内倒れを物理的にロックすることで、着地時の腱の伸張を強力に抑制します。

テープの種類・部位推奨テンション(引っ張り強度)目的とバイオメカニクス的役割貼り方の注意点・NG例主動サポートテープ(土踏まず〜スネ)アーチ部:50〜70%
端部:0%内側縦アーチの挙上、後脛骨筋腱の走行サポートと牽引ストレス遮断始点と終点を強く引っ張ると皮膚トラブルや水疱の原因になるため厳禁ヒールロック補強テープ(踵骨安定)かかと通過部:40〜50%着地時の過回内(オーバープロネーション)および距骨下関節のブレ抑制アキレス腱を過度に圧迫しすぎると足首の底屈制限がかかり歩行困難になる非伸縮ホワイトテープ(急性期固定)テンションなし(形状固定)重度炎症時における足関節内反位の完全保持と患部安静の確保血流障害のリスクがあるため、長時間の連続装着や競技外での使用は避ける
木村 陽翔
著者

木村 陽翔

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。