「脚痩せのためにスクワットを毎日50回始めたら、逆に前ももがパンパンに張ってパンツがきつくなった」――このような失敗談は、パーソナルトレーニングの現場やネットの口コミでも頻繁に報告されています。
なぜ良かれと思って始めた筋トレが裏目に出てしまうのでしょうか。その決定的な理由は、「骨盤と股関節のアライメント(骨配列)が崩れた状態で負荷をかけていること」にあります。
反り腰や猫背の姿勢のまま通常のスクワットを行うと、お尻(大臀筋)やもも裏(ハムストリングス)がうまく使われず、日常的に使いすぎている大腿四頭筋ばかりに刺激が集まります。その結果、脂肪が落ちる前に筋肉が肥大し、太もも前面が盛り上がってしまうのです。
サイズダウンを目的とする場合、まずは凝り固まった前ももと外ももをストレッチや筋膜リリースで緩め、使われていない「内転筋(内もも)」や「裏もも」を目覚めさせることが先決です。正しい順序を踏まずに強い負荷をかけるトレーニングは避ける必要があります。