会員制店舗の門戸は、決して金銭の多寡だけで開かれるわけではありません。老舗の紹介制店舗評判を支えているのは、極めて厳しいスクリーニングシステムです。
一般的な入会条件と審査基準には、以下のような項目が組み込まれています。
- 既存正会員による推薦:規約違反やトラブルが発生した場合、紹介主の会員資格も剥奪または一時停止される連帯責任制。
- 社会的信用の確認:法人登記情報、医師免許や弁護士資格、あるいは一定以上の反社会的勢力排除チェックの実施。
- ドレスコードとマナー審査:短パン・サンダル禁止といった外見基準だけでなく、スタッフや他客に対する立ち振る舞い(傲慢な態度の有無)が初回訪問時に厳しく観察されます。
ある北新地の会員制バーオーナーは取材に対し、「当店が求めているのは、お金を派手に使う客ではなく、空間の品位を共有できる客です。泥酔して大声を出す方や、無断で店内を撮影してSNSに投稿する方は、どれほど資産があっても次回以降の入室をお断りしています」と語っています。