家庭用の調理器具や工業製品には、底面や側面に素材を示すアルファベットやJIS規格の記号が刻印されているケースが多々あります。記号の意味を正しく読み解くことで、テストを行わずとも一目で判別が完了します。
調理器具の底面に「18-8 STAINLESS」「18-10」「SUS304」「STAINLESS STEEL」という刻印があればステンレス製です。数字はクロムとニッケルの含有率(%)を示しており、高級かつ耐食性に優れたステンレスの証拠です。IH対応マーク(CH・IHマーク)が付いている単層鍋も、磁性を持つフェライト系ステンレス(SUS430など)が使われています。
一方、アルミニウム製の鍋やケトルには「ALUMINUM」「アルマイト」「軽金属」「アルミニウム合金(底の厚さ〇mm)」といった品質表示シールや刻印が見られます。アルミ製品は軽さをアピールするために肉厚に作られていることが多く、フチの厚みが2〜3mm以上あるにもかかわらず持った瞬間に軽い場合は、ほぼ間違いなくアルミダイカストやアルミ合金板です。