興行主側の事情もこのトレンドを後押しする。近年の大型ライブ会場では、防犯面および混雑緩和の観点から持ち込み手荷物のサイズ制限が厳格化された。
特にアリーナ席や立ち見エリアでは、足元に大きなバッグを置くことが避難経路確保の観点から禁止されるケースが増加。座席の下にすっぽり収まるサイズ感でなければ、入場時にクロークへ預けざるを得ない事態も発生している。
また、ターミナル駅のラッシュ時間帯における「巨大バッグが他人にぶつかる問題」もSNS上で度々議論されてきた。周囲への配慮を欠かさないスマートな推し活が求められるなか、コンパクトなバッグへの移行はマナー意識の高いファン層にとって必然の選択だったといえる。