1960年代、藤田まこと氏の決まり文句とともに一躍全国区となった前田製菓のフレーズ。当時を知る世代にとっては「懐かしい駄菓子」の代名詞だが、2026年現在の爆発的な再ブームの火付け役となったのは、海外のクリエイターたちだった。きっかけはTikTok上で「日本の上質なヴィンテージスナック」として紹介された数十秒の動画。あっさりとした塩味と軽快な歯ごたえが、欧米のポップコーンや重厚なポテトチップスに飽きた層に刺さったのだ。
動画は一気に拡散し、ハッシュタグ「#AtariMaeda」は数億回再生を突破。昭和のテレビ文化が生んだギャグフレーズは、時を越えてデジタルネイティブたちの共通言語へと変化した。SNS上では「パッケージのデザインが一周まわって最高にレトロでクール」「このシンプルさは癖になる」といった投稿が連日相次いでいる。