競技の運営母体もそれぞれの発展を支えている。ゲートボールの普及を担うのは公益財団法人日本ゲートボール連合であり、審判員の育成や国際大会の開催など、極めて厳密な競技管理を行っている。かつてはNHK Eテレの専門番組などで熱心な解説が放映され、競技人口が数百万人規模に達した黄金期もあった。現在は世代交代の波に直面しつつも、高度な戦略性を誇る頭脳系スポーツとして若年層へのアプローチを続けている。
グランド・ゴルフの舵を取るのは公益社団法人日本グランド・ゴルフ協会だ。ルールブックのシンプルさと手軽さを武器に会員数を堅調に維持しており、初心者講習会や地域交歓大会を各地で精力的に展開している。笹川スポーツ財団が実施するスポーツライフに関する調査データなどを見ても、愛好者の定着率と気軽な参加ハードルの低さにおいて、グランド・ゴルフは現代シニアのライフスタイルに自然に溶け込んでいる様子がうかがえる。