日本サッカーの歴史において、ブラジル代表は常に「最も高く険しい頂」として立ちはだかってきました。日本代表 ブラジル戦 対戦成績 過去データを紐解くと、通算対戦成績は日本の0勝2分11敗(※国際Aマッチ基準)。いまだ公式戦・親善試合を通じて歴史的初勝利を挙げられていない相手です。
過去の名勝負を振り返ると、1996年アトランタ五輪での「マイアミの奇跡」(U-23代表)こそ勝利を飾ったものの、フル代表同士の激突では2005年コンフェデレーションズカップ(2-2のドロー)などを除き、強烈な個の打開力と決定力に屈してきました。直近の対戦でもネイマール選手(アル・ヒラル等)のPKによる1点に泣くなど、善戦しながらも紙一重の勝負強さで押し切られる展開が続いています。
しかし、欧州主要リーグの最前線で主軸を張る選手層の厚みは過去最高レベルに達しています。前線からのハイプレスと素早いトランジションが機能すれば、歴史の扉を開く初白星の瞬間を目撃できる可能性は十分にあります。