長距離フェリーの醍醐味である船内飲食と、外洋航路ならではの身体的リスクについて、実際の利用状況から見えた客観的データを検証します。
夕方便のレストランでは、朝食・夕食ともに充実したバイキング形式が提供されています。夕食バイキングでは北海道や茨城の旬の食材を取り入れた肉料理・海鮮・デザートが並び、大人2,000円台前半、小学生1,000円前後という設定は、ホテルバイキングと比較しても良心的な価格設定と評価されています。夕食と翌日の朝食(場合によっては昼の軽食)がセットになったお得な「2食セット券」「3食セット券」を乗船直後に自動券売機で購入するのが賢い利用法です。
一方、外洋を航行する大洗〜苫小牧航路において避けて通れないのが「船体の揺れ」です。特に福島県沖から宮城・岩手沖(金華山沖〜三陸沖)を通過する時間帯は、太平洋のうねりを受けやすく、天候によっては低周波の縦揺れや横揺れが発生します。
船酔いを予防するための鉄則は以下の通りです:
- 乗船30分前の酔い止め薬服用:「アネロン「ニスキャップ」」などの持続性抗ヒスタミン薬を、出航前の港にいる段階で服用する。揺れ始めてからでは効果が半減します。
- 客室の選定位置:船体の中央部・低層階(ロビー周辺階)が最も揺れの影響を受けにくい構造となっています。揺れに極端に弱い方は、船首や船尾、最上階の客室を避けるのが構造力学的なセオリーです。
- 空腹と過食の回避:胃が完全に空っぽ、あるいは脂っこいものの食べ過ぎは自律神経の乱れを誘発します。消化の良い食事を適量摂取することが推奨されます。
運航状況や欠航リスクについては、低気圧の通過や台風接近時、商船三井さんふらわあの公式WEBサイト「運航状況・欠航情報」ページにて随時ステータスが更新されます。出航当日はもちろん、前日段階から波高予報と合わせてチェックを怠らないようにしましょう。