希望ナンバーを取得するためには、陸運支局に併設された希望番号予約センターを通じて申請手続きを行います。現在では「希望番号申込サービス」のウェブサイトを通じて24時間オンラインで自身で申請することも可能ですが、大半のユーザーは新車・中古車の購入時に販売ディーラーへ代行を依頼しています。
希望ナンバー申請手続き費用の内訳は、プレートの種別および管轄する地域によって厳密に定められています。
- ペイント式プレート(通常タイプ):約4,000円〜5,500円(全国平均)
- 字光式プレート(文字発光タイプ):約5,500円〜7,000円
- 図柄入り・ご当地ナンバー(寄付金なし/あり):約7,500円〜10,000円超
- ディーラー・行政書士への代行手数料:10,000円〜20,000円前後
ユーザーが自身で陸運支局に足を運び手続きを完結させれば実費の数千円のみで済みますが、新車登録のタイミングと連動させる場合はディーラーの登録代行手数料に含まれるのが通例です。
都内の中古車メガディーラーの仕入れ担当者は、現場の購買動向についてこう語ります。
「お客様が希望ナンバーを指定される割合は、全体の約6割に達します。残りの4割は『何番でも気にしない、早く納車してほしい』というスピード重視の方です。興味深いのは、下取りの現場です。人気のゾロ目や1桁ナンバーを付けていた車だからといって、中古車の査定額が1円でも上がることは原則ありません。ナンバーは車両売却時に返納または変更されるため、あくまで前オーナーの個人的な美意識への投資であり、資産価値の保全には直結しないのが自動車流通の現実です」