Q1:お酒に強いことを問診で伝え忘れた場合、手術中に麻酔が切れて激痛を感じることはありますか?
A1:術中は麻酔科医が血圧や心拍数、脳波モニターを秒単位で常時監視しています。仮に薬の切れが早い体質であっても、バイタルサインのわずかな変化から深度の浅さを即座に検知し、瞬時に麻酔薬を追加・増量するため、激痛で目が覚めるような事態は防がれます。
Q2:全身麻酔から予定通りに「覚めないリスク」はどの程度ありますか?
A2:極めて低い確率です。現代の全身麻酔薬は投与を止めると数分から十数分で血中濃度が急低下するように作られています。重度の肝不全・腎不全や極度の低体温など特殊な基礎疾患がない限り、薬が身体に残り続けて意識が戻らないということは通常起こり得ません。
Q3:市販の鎮痛薬(ロキソニンやイブなど)を頭痛で頻繁に飲んでいますが、全身麻酔に影響しますか?
A3:NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)の頻用自体が全身麻酔薬の鎮静効果を無効化することはありません。ただし、胃粘膜への影響や血液凝固能(血の止まりやすさ)に関わるため、使用頻度や最終服用日時は必ず問診で伝えてください。