筆者は実際に彼らのライブツアー現場を取材し、客席の熱気とファンの動向を直接肌で感じてきました。会場を埋め尽くす観客層を観察すると、10代から20代の熱心な女性層はもちろんのこと、30代〜50代のバンドフリークや男性ファンの姿が目に見えて増えていることに気づかされます。
SNSやネット掲示板、知恵袋などに寄せられる生の反響を精査すると、彼らの魅力は「激しいパンクロックの熱狂」と「関西ローカル仕込みの泥臭いコント」という、一見相反する要素の同居にあります。「キラキラしたアイドルを見に来たつもりが、気付いたらフェスでモッシュピットに飛び込んだかのような爆音に圧倒されていた」「生歌のピッチの正確さとドラムの重低音が生々しすぎる」といった声が数多く見受けられます。
特に特筆すべきは、末澤と佐野を中心とするツインボーカルの爆発力です。音源以上の熱量を叩きつける生演奏スタイルは、いわゆる「口パク疑惑」や「アイドルのバンドごっこ」という旧来の偏見を力ずくでねじ伏せています。関係者の証言によると、ツアーのリハーサル現場でも彼らは休憩時間を削ってアンサンブルの微調整を繰り返し、アンプの歪みやドラムのスネアの鳴りにまでプロミュージシャン顔負けのこだわりを見せているといいます。