ネット上の情報やSNSの言説では、今なお「和月伸宏氏は逮捕された」という誤解が散見されます。しかし、法的な実態は異なります。
刑事訴訟法において、被疑者の身柄を拘束する「逮捕」と、身柄を拘束せずに捜査書類を検察官へ送付する「書類送検(在宅送検)」は明確に区別されます。和月氏の場合、逃亡や証拠隠滅の恐れがないと判断されたため逮捕は行われず、在宅のまま取り調べが進められました。
また、2015年に施行された改正児童ポルノ禁止法によって「自己の性的好奇心を満たす目的での単純所持」が処罰対象となった直後の重要事例でもありました。法改正の周知と実効性が問われる時期であったことも、メディア報道が過熱した一因と言えます。