アドレスの変更確定後、最も読者からの相談が多いトラブルが「新アドレス宛てのメールが端末に届かない」「送信時にサーバーエラーが発生する」という通信不整合です。これはキャリア側のサーバーでアドレスが変わったにもかかわらず、手元の端末内に旧アドレスの認証情報や構成プロファイルが残留しているために起こります。
特にiPhoneドコモメール設定においては注意を要します。iPhone標準の「メール」アプリでドコモメールを利用している場合、アドレス変更後に「ドコモメール利用設定」プロファイルを再インストールしなければ、認証エラー(パスワード不一致通知)が頻発します。
- iPhoneでの復旧手順:Safariを起動し、ブックマーク内の「My docomo(お客様サポート)」から「設定(メール等)」を開きます。「iPhoneドコモメール利用設定」を選択し、最新の構成プロファイルをダウンロード後、端末の「設定」アプリ最上部に表示される「プロファイルがダウンロード済み」からインストールを実行します。
- Androidでの復旧手順:標準の「ドコモメール」アプリを利用している場合、通常は自動的に新アドレスが同期されます。もし送受信できない場合は、アプリの「設定」から「メールアドレス変更・確認」を一度タップして通信同期を促すか、端末の再起動を行うことでキャッシュがクリアされ、正常な送受信が再開されます。
ここで多くのユーザーが不安を抱くのが、「アドレスを変更すると過去のメールが消えてしまうのではないか」という点です。結論として、ドコモメール過去メール消えるかという懸念に対しては、「一切消去されない」が正確な回答となります。ドコモメールはクラウド型のサーバー管理方式を採用しているため、過去の送受信履歴や作成したフォルダ構成はすべてクラウド上に安全に保管されています。アドレスという「扉の看板」を掛け替えただけであり、保管庫の中身には何の影響も及びません。