篠ノ丸城跡を訪れる歴史ファンにとって、登城の記念となる「御城印」の入手は外せない楽しみの一つです。現地には売店や社務所が存在しないため、山麓の指定窓口で購入する必要があります。
現在、篠ノ丸城の御城印は宍粟市山崎町の中心街にある「しそう森林王国観光協会(まちの案内所 ええやん!しそう)」などで取り扱われています(1枚300円〜)。赤松・宇野氏の家紋をあしらった力強い揮毫のデザインとなっており、特別限定版が企画されることもあります。営業時間は通常9:00〜17:00(年末年始等を除く)となっているため、登城前または下山後に立ち寄る導線を組むのが賢明です。
交通アクセス面では、中国自動車道「山崎IC」から車で約5分と車でのアクセスが極めて良好です。駐車場は最上山公園の無料駐車場(普通車数十台分)が利用可能です。ただし、11月の紅葉祭り期間中は周辺道路が一部一方通行となり、臨時駐車場の開設や環境整備協力金が設定されるため、秋季の訪問時は宍粟市観光協会の交通規制情報を事前に確認してください。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
中世の軍事拠点としての純粋な遺構が色濃く残る篠ノ丸城ですが、万人向けの観光地とは言えません。自身の体力や目的に合致しているか、以下の基準で判断することをお勧めします。
【訪れるべき人】
・戦国期の土塁、堀切、切岸といった「土の城」の遺構を間近で観察したい城郭愛好家
・秀吉の播磨攻めや黒田官兵衛関連の史跡を実地検証したい歴史ファン
・標高差200m程度の適度な低山ハイクと眺望を楽しみたいトレッキング愛好者
【訪問に慎重になるべき人】
・石垣や復元天守など、目に見える巨大建造物を期待している観光客
・足腰に不安があり、階段や急な傾斜地の昇降が困難な方
・スニーカーや登山靴など運動に適した靴を用意できない旅行者