読者や視聴者にとって最大の関心事だったのが、「いつ、どのようにして主人公のあむに正体がバレるのか」という点です。実はこの発覚エピソードは、アニメ版と原作漫画で描写のトーンや展開が大きく異なります。
アニメ版における正体発覚の瞬間は、クライマックスとなる第3期終盤、イースター社との決戦を描いた第98話〜第99話にかけて描かれます。戦闘の最中、窮地に陥ったあむたちの前で、なぎひこは自身のしゅごキャラである「リズム」および「てまり」とそれぞれキャラなりを披露。華麗な舞とダイナミックなアクションを連続して見せつけたことで、あむは「なでしことなぎひこが同一人物だった」という真実に直面し、大きな衝撃を受けました。
一方の原作漫画(KCデラックス版)では、物語の終盤にあたる第48話〜第49話付近にて、より繊細な心理描写とともに正体が告白されます。長年秘密にしていたことへの罪悪感と、ありのままの自分を受け止めてほしいというなぎひこの葛藤があむに届く名シーンとなっており、両メディアで異なる感動を味わえる構成になっています。