派手な広告でアピールされる「成婚率70〜80%」という驚異的な数値には、業界特有の算出マジックが潜んでいます。経済産業省の過去調査や業界団体のデータを精査すると、結婚相談所全体の平均成婚率は概ね10%〜25%前後にとどまるのが実態です。
極端に高い成婚率を掲げる事業者の多くは、「全退会者のうち成婚退会した人の割合(成婚退会者 ÷ 総退会者数)」を採用しています。途中で婚活を諦めて去った人を分母から除外しているケースもあり、入会者全員が高い確率でゴールインできるわけではありません。
一方で、東証プライム上場のIBJ(日本結婚相談所連盟)が公表するデータのように、「成婚退会者数 ÷ 総会員数」を明記している連盟や店舗は信頼性が高いといえます。東京の成婚実績を正しく評価するなら、単なるパーセンテージではなく「年間何人が実際に成婚しているか」「成婚に至るまでの平均活動期間(約8〜10ヶ月が目安)」に目を向ける必要があります。