ハワイ州が加盟した1960年以来、星条旗の星の数は半世紀以上にわたって「50」のまま維持されてきました。しかし、51番目の星と最新動向を巡る議論は、2026年の現在に至るまで米政界で極めて現実的なテーマとして議論が続いています。
最も有力な候補地として長年住民投票が繰り返されているのが、カリブ海に位置する米自治領プエルトリコです。約320万人の米国市民が居住しながら、連邦税の一部免除と引き換えに大統領選挙の投票権を持たない現状に対し、完全な連邦州への昇格を求める声が根強く存在します。また、合衆国首都であるワシントンD.C.(コロンビア特別区)も、「代表なきところに課税なし」という建国の理念を掲げ、51番目の州「ワシントン・ダグラス連邦州」としての州昇格運動を激化させています。
もし51番目の州が誕生した場合、国旗のデザインはどうなるのでしょうか。すでにアメリカ陸軍紋章研究所(The U.S. Army Institute of Heraldry)では、星が51個から最大56個に増えた場合の配列パターンが事前にシミュレーション・設計されています。
51星旗の場合、奇数行(9個・8個・9個・8個・9個・8個)を組み合わせた美しいパターンが標準案として有力視されており、新州加盟法案が議会を通過すれば、翌年の7月4日独立記念日をもって自動的に新デザインへと切り替わる法体系が整えられています。