文部科学省が改訂した『生徒指導提要』において「校則は絶えず見直されるべきもの」と明記されて以降、自治体ごとに頭髪規定のアップデートが活発化しました。かつて女子生徒を苦しめていた細部への干渉は、大幅に後退しています。
2026年現在、ブラック校則における髪型(女子)の見直しは最終段階を迎えており、東京都や大阪府をはじめとする主要自治体の公立校では、9割以上が頭髪規定の改定に着手、またはすでに完了しています。これまでは「違反」として指導票を切られていた髪型であっても、清潔感や安全性が保たれていれば容認されるケースが急増しました。
なかでも象徴的なのが、中学校の校則改定による髪型の自由化です。「中学生らしさ」という曖昧な言葉で縛るのではなく、「活動の邪魔にならないこと」「危険が伴わないこと」といった実質的な目的に立ち返り、生徒自身の主体的な判断に委ねる学校が主流になりつつあります。