早期発見の第一歩は、身体が発している微細なSOSに気づくことです。以下に、医療機関での問診項目や臨床現場のデータを基に構成したセルフチェックシートをまとめました。当てはまる項目がないか、現在の状態を振り返ってみてください。
【目の症状チェック】
- 市販の目薬を頻繁に差しても、常に砂が入ったようなゴロゴロ感(異物感)がある
- 朝起きたとき、目やにがこびりついて目が開きにくい
- 日光やスマートフォンの画面が以前より異様にまぶしく感じ、長時間の注視が困難である
- 涙が出にくく、悲しいときやタマネギを切ったときでも涙の量が明らかに少ない
【口・鼻・喉の症状チェック】
- クラッカー、ビスケット、フランスパンなどパサつく食品を水なしで飲み込めない
- 夜中に喉や口がカラカラに渇き、枕元に置いた水で何度も水分補給するために目が覚める
- 唾液が減った影響で舌にひび割れやピリピリした痛みが生じたり、味覚が変わったと感じる
- 歯磨きを丁寧にしているにもかかわらず、虫歯が急激に増えた
- 鼻腔や喉が常に乾燥し、声がかれやすくなったり空咳が出やすい
【全身の症状チェック】
- 十分な睡眠時間を確保しているのに、鉛のように重い関節痛と慢性疲労が3ヶ月以上続いている
- 原因不明の微熱(37度台前半)がだらだらと続くことがある
- 耳の下(耳下腺)やあごの下(顎下腺)が腫れて痛むことがある
- 手足の指先が寒冷刺激で白〜紫色に変色する(レイノー現象)
- 手足にしびれ感やピリピリとした神経痛のような感覚がある
特にシェーグレン症候群初期症状として顕著なのは、「パサパサした固形物が飲み込めない」という嚥下時の強い違和感です。上記のチェック項目のうち、目・口・全身のカテゴリーをまたいで合計3項目以上が慢性的に当てはまる場合は、自己判断で放置せず専門医の受診を検討する強い目安となります。