このバスツアーがネット文化の金字塔となった背景には、ツアー現地で提供されたコンテンツと食事メニューのシュールな組み合わせがあります。山梨県の清里高原に到着した参加者を待ち受けていたのは、屋外施設でのバーベキューと巨大迷路のアトラクションでした。
ネット上で特に有名な「1テーブルにつきソーセージ1本」「烏龍茶は紙コップ1杯のみ」というエピソードについて、当時の参加者レポートや現地の状況を突き合わせると、一般的なバーベキューセットとして配膳されたものの、1人あたりの配分量が極めて控えめに見える盛り付けであったことが判明しています。さらに、直後に用意されたプログラムが「雨混じりの霧の中で巨大迷路を巡る」という過酷な回遊型アトラクションであったことが、参加者の心理的負荷と重なり、後世に残る強烈な情景を生み出しました。