二人の関係が世間の白日の下に晒されたのは、2003年の春のことでした。写真週刊誌や芸能情報誌『BUBKA』をはじめとするメディア各誌が、都内のプライベートバーで撮影された決定的な写真を掲載。薄暗いフロアの片隅で、親密そうに顔を寄せ合い、情熱的に口づけを交わす二人の姿は瞬く間に全国へ拡散されました。
当時の中田英寿氏はイタリア・セリエAで世界トップクラスの司令塔として脚光を浴びており、一方の宮沢りえさんも映画『たそがれ清兵衛』で各映画賞を総なめにし、本格派女優としての地位を盤石にしていた時期です。多忙を極めるトップランナー同士の馴れ初めは、共通の知人を介したプライベートな食事会でした。独自の美学を持ち、周囲に妥協を許さない生き方を貫いていた二人が共鳴するのに、長い時間はかかりませんでした。
当時の報道各社の取材データによると、密会が報じられた夜は知人らを交えた打ち上げの席であり、中田氏が帰国したわずかなオフ期間を縫って設定された場でした。酒席の開放感も手伝い、互いへの敬意と好意がストレートに溢れ出た場面をカメラに捉えられた形です。このフライデー報道をはじめとする一連のスクープは、単なる芸能ゴシップの枠を超え、日本中を巻き込むセンセーションへと発展しました。