服についたファンデーションの落とし方|水拭き厳禁の理由と緊急裏ワザ

服についたファンデーションの落とし方|水拭き厳禁の理由と緊急裏ワザ

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帰宅後、自宅にある日用品を使って付着当日のシミを完全に落とし切るための基本メソッドです。使用するのは、メイク落としに使うクレンジングオイルと、油汚れに強い台所用中性洗剤の2つ。化粧品が顔の皮膚から落ちるメカニズムと、油ギトギトのフライパンが綺麗になる界面活性剤の力をそのまま衣類に応用します。

ステップ1:乾いた状態の患部にクレンジングオイルを塗布

ここでも絶対条件は「布地が完全に乾いていること」です。水気があるとクレンジングオイルがその場で白く乳化してしまい、メイクの油分を浮き上がらせる洗浄能力が半減します。汚れの裏側に不要なタオルやキッチンペーパーを敷き、患部にオイルを2〜3滴垂らします。

ステップ2:使い古した歯ブラシで「トントン」と垂直に叩き出す

決して左右にゴシゴシ擦ってはいけません。毛先を使い、上からリズミカルに軽く叩き込みます。オイルが繊維の奥まで行き渡ると、ファンデーションの顔料が下層のペーパーへと浮き出て転写されていきます。

ステップ3:台所用中性洗剤を少量重ねて乳化させる

浮き上がったメイク油分とクレンジングオイルそのものを繊維から引き離すため、食器用洗剤を1滴患部に垂らし、指の腹で優しく馴染ませます。食器用洗剤に含まれる高濃度の界面活性剤が、頑固な油性皮膜を一瞬で包み込みます。

ステップ4:40℃程度のぬるま湯でしっかりすすぐ

油分が固まる冷水ではなく、皮脂や油が融解する40℃前後のぬるま湯を使用します。指先でもみほぐしながら水流を当てると、白く乳化した汚れがサラサラと流れ落ちていきます。その後、通常通り洗濯機に入れて洗濯用洗剤で洗い上げれば、元の純白さと風合いが完全に蘇ります。

田中 結衣
著者

田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。