Q1:昭和60年の通常500円玉は、普通のお店や自動販売機でそのまま使えますか?
A1:コンビニやスーパーのレジでは、現在でも法的な通用力があるため問題なく500円として使用可能です。ただし、現代の自動販売機や駅の券売機、セルフレジは「ニッケル黄銅(2代目)」や「バイカラー・クラッド(現行3代目)」のサイズ・重量・電磁気特性に最適化されているため、初代白銅貨は機械に弾かれて戻ってくるケースがほとんどです。使用する場合は有人レジを利用するか、銀行窓口で現行硬貨に両替してください。
Q2:つくば万博の500円記念硬貨は、近所のスーパーで買い物に使えますか?
A2:法律上は現在も500円の貨幣として有効ですので、買い物に使用すること自体は違法ではありません。しかし、店員が見慣れない硬貨に戸惑い、偽造硬貨と誤解されて受け取りを拒否されたり確認に時間を取られたりするトラブルが散見されます。確実に現金化したい場合は、銀行の窓口で普通預金に入金するか、通常硬貨へ両替するのが確実でスムーズです。
Q3:硬貨の価値を高めるために、ピカールや金属磨きでピカピカに磨いた方が高く売れますか?
A3:絶対に磨いてはいけません。古銭・コイン市場において、薬品や研磨剤による「磨き」は表面の微細な傷(ヘアライン)をつけ、貨幣本来の風合いを破壊する「致命的な加工ダメージ」と見なされます。磨いてしまったコインは未使用品であっても「加工品・並品」として評価が大幅に暴落します。汚れが気になっても、そのままの状態で査定に出すのが鉄則です。
Q4:昭和60年のミントセット(貨幣セット)を売る場合、中身の500円玉だけを取り出して売るべきですか?
A4:絶対にケースから取り出さないでください。昭和60年の通常硬貨は単品では額面評価ですが、造幣局の専用ケース・外箱・説明書が揃った「完全未開封の貨幣セット」の形を保っているからこそ、コレクターズアイテムとして額面合計(666円)を上回るプレミア相場が成立します。ケースを開封した瞬間に通常の小銭と同じ価値に落ちてしまいます。