Q1:思春期にできた胸のしこりが大人になっても治らないのですが、異常でしょうか?
A1:思春期の男子の約半数に一時的な女性化乳房が見られます。通常はホルモンバランスが安定する1〜2年(10代後半まで)で自然消退しますが、一部の人は乳腺組織が硬く線維化し、成人後もそのまま残存することがあります。健康上の害がなければ放置しても問題ありませんが、自然に消える見込みは極めて低いため、平らにしたい場合は形成外科等での外科的切除が現実的な解決策となります。
Q2:病院に行くのが恥ずかしいのですが、診察ではどのようなことをされますか?
A2:専門クリニックや乳腺外科では、男性の女性化乳房の診察は日常茶飯事であり、医師やスタッフが特別視することは一切ありません。診察室では問診の後、胸部の視診・触診、そして痛みのない超音波(エコー)プローブを当てて乳腺の厚みと脂肪の比率をミリ単位で測定します。所要時間は15〜30分程度で、服を脱ぐ時間も最小限に配慮されます。
Q3:腕立て伏せを毎日100回やれば、胸の脂肪は落ちますか?
A3:部分痩せという現象は生理学的に存在しないため、腕立て伏せだけで胸の脂肪だけを狙って落とすことはできません。さらに、真性の乳腺が存在する場合、大胸筋が肥大することで乳腺が前方に押し出され、外見上の膨らみが余計に目立つリスクがあります。まずは食事管理による全身の体脂肪率低下を優先し、しこりの有無を確認することが先決です。