ドライバーを滑らせてネジ頭の十字溝が完全に削れてしまった、いわゆる「なめたネジ」に対して、通常工具で立ち向かうのは不可能です。ここで登場するのが、ネジ外し専用プライヤーとして絶大な支持を集めるエンジニア社の「ネジザウルス」です。
通常のペンチは刃の内側の溝が横方向にしか刻まれておらず、ネジ頭を挟んでも滑ってしまいます。一方、ネジザウルスは先端の内側に縦方向の特殊なタテ溝加工が施されており、丸く変形したネジ頭のフチを強固にロックしてがっちりと噛み込みます。
使い方のポイントは、ネジ頭に対して垂直ではなく、やや角度をつけながら先端のくぼみで頭を深く挟み込み、握力をしっかり込めて反時計回りにひねることです。低頭ネジやトラスネジのように頭の厚みが薄いネジであっても、対応モデルを選べば確実に食いついて回すことができます。工具箱に1本常備しておくだけで、DIYにおけるネジトラブルの8割は解決できると言っても過言ではありません。