肉厚な星型オクラ「ダビデの星」の実力!味の評判から栽培法まで徹底解剖

肉厚な星型オクラ「ダビデの星」の実力!味の評判から栽培法まで徹底解剖

肉厚な星型オクラ「ダビデの星」の実力!味の評判から栽培法まで徹底解剖の注目ポイントを詳しく解説してご紹介します。

スーパーの野菜売り場に並ぶオクラといえば、スラリと伸びた濃い緑色の「五角オクラ」や、沖縄などで親しまれる「丸オクラ」が主流です。これら一般的な流通品種の多くは、病気に強く収量を揃えるために交配された「F1品種(一代交配種)」です。これに対して「ダビデの星(Star of David)」は、何世代にもわたって種が受け継がれてきた固定種・エアルーム品種野菜に分類されます。

野菜百科や農業研究者の資料によると、本品種の起源は中東・イスラエル地方にあると伝えられています。一般的なオクラが5角〜6角であるのに対し、ダビデの星は8角から10角もの明確な畝(うね)を持ちます。横にスライスした断面が、ユダヤの象徴である六芒星「ダビデの星」に極めて似ていることからその名が付けられました。

外見上の最大の特徴は、その太さと重厚感です。長さは7〜10cmほどとやや短めですが、胴回りは大人の親指の2倍から3倍近くにまで膨らみます。ヘタから先端に向かって力強いリブが走り、淡い黄緑色の果皮はベルベットのような微細な産毛に包まれています。大量生産・大量輸送の規格化が進んだ現代の青果市場では「形が不揃い」「箱詰めしにくい」という理由で流通から外れていましたが、食の多様性と本物の味を再評価する近年のカルチャーの中で、熱狂的な支持を広げています。

渡辺 美咲
著者

渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。