熱海駅前の食べ歩きで旅行者が最も陥りやすい失敗が、商店街全体の「定休日」と「閉店時間の早さ」です。
商店街を直撃する「水曜・木曜の罠」
熱海平和通り商店街および仲見世商店街の個人商店や老舗は、水曜日または木曜日を定休日に設定している割合が約40%に達します。大手チェーンや話題の新店舗は年中無休で営業している場合もありますが、昔ながらの温泉饅頭店や地元干物屋の焼き処を目当てに平日中盤に訪れると、シャッターが下りていて閑散としている光景に直面します。
さらに注意すべきは営業時間です。多くの食べ歩き店舗は朝10時前後にオープンし、17時〜18時には完全閉店します。都心の商店街のような夜の営業をイメージして「夕食前に軽く食べ歩こう」と17時半に駅前に降り立っても、すでに片付けが始まっていることがほとんどです。食べ歩きのゴールデンタイムは「10:00〜16:30」と心得るべきです。
地元民が太鼓判を押す駅前周辺の隠れた名店
大行列のメインストリートから少し外れた路地にこそ、地元の食通が通う穴場が存在します。
- 干物屋直営のテイクアウトコーナー:平和通り商店街の脇道にある老舗干物店では、相模湾で獲れたアジやカマスの干物をその場で炭火で焼き上げて提供してくれる店舗があります。パック詰めで200円〜300円という破格の価格でありながら、身のふっくら感と塩加減は専門店ならではのクオリティです。
- 熱海駅前・喫茶田園の軽食:昭和の文豪たちも愛した純喫茶。テイクアウトだけでなく、歩き疲れた際に立ち寄るオアシスとして、地元民が絶品トーストや本格ネルドリップコーヒーを求めて静かに集まります。