冬の戸倉峠を走行する上で避けて通れないのが、警察および道路管理者による交通規制です。近年、国土交通省は大規模な立ち往生を未然に防ぐため、大雪特別警報や集中豪雪時に「予防的通行規制」を躊躇なく発令する運用を強化しています。
規制の種類によって通行可能な車両条件が明確に分かれています。
- 国道29号線冬用タイヤ規制:スタッドレスタイヤ(全車輪装着)またはチェーン装着車のみ通行可。ノーマルタイヤ車は例外なく進入禁止となり、違反時は道路交通法違反(公安委員会遵守事項違反)の取り締まり対象となります。
- 国道29号線チェーン規制情報(大雪特別警報レベル):法律に基づく「チェーン規制」が発令された場合、いかに高機能なスタッドレスタイヤを履いていても、駆動輪にタイヤチェーンを装着していなければ一切通行できません。
- 国道29号線通行止め現在:大型車の登坂不能によるスタックや多重事故が発生した場合、新戸倉トンネルを挟む宍粟市波賀町戸倉から若桜町つく米までの約10〜15km区間が即座に全面通行止めとなります。
規制や国道29号線事故渋滞情報をリアルタイムで掴むためには、日本道路交通情報センター(JARTIC)の道路交通情報に加え、姫路河川国道事務所および鳥取河川国道事務所の公式X(旧Twitter)アカウントのチェックが不可欠です。公式SNSは除雪作業に伴う一時的な通行制限や、事故発生から数分単位の初動情報を最も早くポストします。