シンデレラ体重とは?危険性と計算式・美容体重との違いを徹底検証

シンデレラ体重とは?危険性と計算式・美容体重との違いを徹底検証

シンデレラ体重とは?危険性と計算式・美容体重との違いを徹底検証について分かりやすく解説いたします。最新の情報をお届けします。

体型指標を語る際、ネット上では「標準体重」「美容体重」「シンデレラ体重」「モデル体重」という4つの階層が頻出します。それぞれの体重区分が意味する身体状態と、医学的・審美的な位置づけを正確に整理しておく必要があります。

標準体重と適正体重の比較を行うと、標準体重は「BMI 22」を基準に計算されます。これは疫学調査において、統計的にもっとも疾病罹患率が低く、健康寿命を長く維持できることが証明されている医学の黄金基準です。しかし、ファッション性を重視する層からは「ぽっちゃりして見える」「顔に丸みが出る」と敬遠されがちでした。

そこで登場したのが「BMI 20」を目安とする美容体重です。健康を損なわないギリギリの適正範囲(BMI 18.5〜25.0の内側)に留まりつつ、余分な脂肪を抑えて洋服をスマートに着こなせる数値として、現在でも多くのスタイリストやパーソナルトレーナーが実質的な目標値として推奨しています。

一方、美容体重とモデル体重の違いは深刻です。シンデレラ体重(BMI 18)よりもさらに過酷な「モデル体重(BMI 17前後)」は、パリコレクションなどのハイファッションを纏うプロモデルの世界でかつて要求されていた数値です。しかし、2010年代以降、フランスやスペインなど欧州各国で「極端に痩せ細ったモデルの出演を法律で禁止する」動きが法制化され、過激なモデル体重を一般人が目指す行為は、国際的にも前時代的な危険思想とみなされています。

井上 凛
著者

井上 凛

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。