Q1:産後、膝がポキポキ鳴って痛むのは軟骨がすり減っているからですか?
A1:必ずしも軟骨がすり減っているわけではありません。多くの場合、太ももの筋肉のアンバランスによってお皿(膝蓋骨)の軌道がわずかに外側へズレ、周囲の腱や関節包と擦れ合っているか、関節液内の気泡が弾ける音です。強い腫れや関節の引っかかり(ロッキング)がなければ過度な心配は不要ですが、軌道を正すための内転筋・殿筋のケアが必要です。
Q2:授乳中ですが、市販のロキソニンテープや湿布を使っても母乳に影響ありませんか?
A2:外用湿布薬から全身の血流および母乳中に移行する成分量は極めてごくわずかであり、通常の用法用量を守る限り乳児への影響は極めて低いとされています。ただし、ケトプロフェンなど一部の成分はアレルギーや紫外線リスクがあるため注意が必要です。不安な場合はアセトアミノフェン系の内服薬や、医師・薬剤師から授乳中と伝えた上で適切な処方を受けてください。
Q3:痛みを放置すると、将来的に変形性膝関節症へ進行してしまいますか?
A3:痛みをかばう不自然な歩行姿勢や、膝を内側に倒す動作(ニーイン)を何年も放置し続けた場合、将来的な変形性膝関節症の発症リスクを高める要因になり得ます。特に関節軟骨への局所的な偏摩耗が定着する前に、骨盤の傾斜や足関節のアライメントを整え、正常な荷重分散を取り戻しておくことが将来の予防につながります。