ゲーム内を探索中にキツネを見つけ、オオカミに骨を与えるような感覚でスイートベリーを与えても、キツネが頭上にハートを浮かべて足元に座り込むことはありません。ここに多くのプレイヤーが直面する最大の罠が存在します。
マイクラのキツネをなつかせる方法における決定的な仕様として、オオカミやネコに設定されている「所有権(Owner UUID)」という概念がキツネには存在しません。その代わり、ゲーム内プログラムには「信頼(Trust)」フラグが組み込まれています。野生下にスポーンした成体のキツネは、プレイヤーに対する信頼フラグを付与するトリガーが構造上存在せず、永久にプレイヤーを警戒対象として認識し続けます。
では、あの愛らしいMobをペット化することは完全に不可能なのかといえば、決してそうではありません。解決への唯一の道筋がマイクラのキツネの繁殖方法です。警戒心を解いた大人のキツネ2頭にベリーを与えて交配させた際、誕生する子ギツネにのみ「プレイヤーへの信頼関係」が100%自動付与されます。この信頼を得たキツネこそが、実質的なペットとして機能する個体となります。大人のキツネを手懐けようと時間を浪費する試みはプログラムの壁に阻まれるため、繁殖プロセスの確立こそがファーストステップとなります。