日用品としての価値を測る上で避けて通れないのが、食品スーパーで流通するNB(ナショナルブランド)商品との価格比較、そして健康志向の高まりに伴う添加物仕様の検証です。
表から明らかなように、単純な重量あたりの単価だけで比較した場合、一般的なスーパーで販売されている100g缶や大箱の方がコストパフォーマンスに優れています。しかし、製菓頻度が「年に数回」「イベント時のみ」というライトユーザーの場合、大容量缶を購入すると数年単位で戸棚に放置され、最終的に半分以上を廃棄してしまう事態に陥ります。残量を無駄にせず最後まで活性を保った状態で消費できる点を加味すれば、100均製品の実質的な費用対効果は極めて優秀です。
さらに注目すべきは添加物の仕様です。かつて膨張補助剤として多用されていた「硫酸アルミニウムカリウム(みょうばん)」ですが、厚生労働省によるアルミニウム摂取量に関する基準見直し以降、製菓業界全体で非配合化が進みました。現在100均各社の売り場に並ぶ商品のパッケージ裏面を確認すると、その多くに「アルミフリー」あるいは「アルミニウム不使用」と明記されており、幼児のおやつ作りや健康を気遣う家庭でも気兼ねなく選べる品質設計が定着しています。