フィジカルアセスメントとは?看護の基本手順と観察のコツを徹底解説

フィジカルアセスメントとは?看護の基本手順と観察のコツを徹底解説

フィジカルアセスメントとは?看護の基本手順と観察のコツを徹底解説について押さえておきたい ポイントを分かりやすい構成で解説いたします。

身体診察を系統的かつ漏れなく実施するためには、確立されたフィジカルアセスメントの看護手順に従うことが不可欠です。全身状態を把握する際、原則となるフィジカルアセスメントの順番は以下の4段階で進行します。

1. 視診(Inspection):患者の顔色、表情、体位、皮膚の色調、胸郭の動き、浮腫の有無などを目で見て観察します。侵襲度が最も低く、病室に入った瞬間から開始できる極めて重要なステップです。

2. 触診(Palpation):患者の皮膚温、湿潤度、圧痛部位、腫瘤の有無、脈拍の性状などを指先や手掌で確かめます。冷たい手で触れると筋緊張を招くため、必ず手を温めてから、痛みのない部位から徐々に触れるのが鉄則です。

3. 打診(Percussion):胸郭や腹壁を指で叩き、返ってくる音の響き(清音・濁音・鼓音など)から深部臓器の位置や性状、ガス・胸水の貯留状態を推測します。

4. 聴診(Auscultation):聴診器を用いて呼吸音、心音、血管雑音、腸蠕動音などを聴取します。周囲の環境を静かに保ち、膜面とベル面を適切に使い分ける技術が求められます。

鈴木 陽菜
著者

鈴木 陽菜

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