肩甲骨内側の激痛は神経障害?肩甲背神経の痛みの原因と治し方

肩甲骨内側の激痛は神経障害?肩甲背神経の痛みの原因と治し方

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肩甲骨の内側(背骨と肩甲骨の間)がズキズキと痛み、指で押しても届かない奥底に不快感が居座る場合、まず疑うべきは神経のトラブルです。肩甲背神経の解剖学的な走行を確認すると、この神経は首の骨(第4〜第5頸神経根)から枝分かれし、首の横にある中斜角筋を貫通して背中側へと下っていきます。

背中に到達した神経は、首をすくめる動作に関わる肩甲挙筋と、肩甲骨を背骨側に引き寄せる菱形筋(大菱形筋・小菱形筋)の深層を走行しながら、これらの筋肉に運動指令を与えています。つまり、肩甲背神経は肩甲骨を正しい位置に安定させるための極めて重要なライフラインなのです。

首から背中へ至る複雑なルートを通るため、周囲の筋肉が緊張して硬くなると、神経がまるでホースを踏まれたように締め付けられやすい構造になっています。これが、慢性的な背部痛を引き起こす大きな要因です。

山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。