反町隆史が演じた冠城亘は、シリーズの歴史に燦然と輝く大記録を打ち立てました。それまで初代相棒の亀山薫(寺脇康文)が保持していた連続出演記録を更新し、単独最多となる通算138エピソードに出演したのです。
法務省のキャリア官僚という異色の出自から特命係に居座り、やがて正式な警察官となって右京の右腕となった冠城亘。それまでの「熱血型」や「クールな秀才型」とは一線を画し、高級スーツを着こなして軽妙なジョークを飛ばしながらも、法曹や権力の裏をかく頭脳プレイで右京を幾度となくサポートしました。
右京に対して単なる部下や後輩ではなく、対等な大人のパートナーとして軽やかに接する姿は、視聴者に強い安心感と心地よい緊張感を与え、シリーズの視聴率を安定して支え続ける原動力となりました。