江戸城無血開城とは?勝海舟と西郷隆盛が下した決断の真相と裏側

江戸城無血開城とは?勝海舟と西郷隆盛が下した決断の真相と裏側

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総攻撃直前の3月13日と14日、江戸・田町の薩摩藩邸で行われた勝海舟と西郷隆盛の会談は、日本史上屈指の緊迫したトップ交渉でした。旧幕府の陸軍総裁として全権を握る勝と、東征大総督府の参謀である西郷。勝は理路整然と「内戦が長引けば日本は諸外国の餌食になる」という大局観を説きました。

同時に勝は、万が一交渉が決裂した場合に備え、江戸の町に火を放って新政府軍を孤立させる「江戸焦土作戦」の準備すら進めていたとされます。背水の陣を敷きつつも、私利私欲を捨てて日本の未来を見据えた勝海舟の交渉術と危機管理が、豪胆な西郷の心を動かしました。西郷は「江戸城総攻撃を中止し、慶喜公の処分は朝廷に一任する」という重大な決断を下すに至ります。

清水 千尋
著者

清水 千尋

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。