全国に広がる信用金庫ネットワークの頂点に君臨する巨大金庫群は、単なる地方の小規模金融機関の枠を完全に超えています。金融庁の公開データおよび各金庫の最新決算資料を精査すると、預金量・貸出金ともにメガバンクグループ傘下の地銀に匹敵するパワーを持つ金庫が存在感を示しています。
全国の信用金庫における預金量ランキングの筆頭は、関西経済圏の中核を担う京都中央信用金庫(京都府)です。預金残高は約5兆円規模に達し、信用金庫業界における絶対王者としての地位を確立しています。これに続くのが、首都圏の個人・中小企業から絶大な信頼を集める城南信用金庫(東京都)と、中京圏のものづくり産業を力強く下支えする岡崎信用金庫(愛知県)です。この「3大信金」は、いずれも預金量3兆円〜5兆円クラスという突出した規模を誇ります。
さらに、これら全国の信用金庫を束ねるセントラルバンクとして機能しているのが信金中央金庫(信金中金)です。個別信金からの預金受入れや資金調達、国際業務支援、経営破綻を未然に防ぐセーフティネット機能を一手に担い、業界全体の安定性を支えています。