原作の最終章(Vリーグ編・東京オリンピック編)において、4人はそれぞれの個性と適性に満ちた進路へと進みました。連載完結を経た現在でも、この大人になった彼らの公式設定はファンの間で語り草となっています。
木兎光太郎はVリーグDiv.1の「MSBYブラックジャッカル」でオポジットとして大活躍し、日本代表として世界へ羽ばたきます。一方の赤葦京治は競技バレーを離れ、大手出版社である一球総合出版の文芸部編集者となりました。ジャンルは違えど、表現者・スターを支える役割を選んだ赤葦が、木兎の出場する試合を観戦し言葉を交わす姿は、高校時代から変わらない強固な信頼を証明しています。
そして黒尾鉄朗は日本バレーボール協会の競技普及事業部に就職。スーツを身に纏い、バレーボール界全体を盛り上げるビジネスマンとして世界を股にかけます。月島蛍は地元・仙台市博物館に勤務しながら、VリーグDiv.2「仙台フロッグス」のミドルブロッカーとして現役を続行。黒尾が仕掛けた一大マッチの舞台裏でも、かつての第3体育館の繋がりが確かに生き続けていることが描かれました。