キャスターとしての知的で明るい立ち振る舞いと、モデルとしての艶やかな表現力。一見すると対極にあるように思える2つの顔を、稲村亜美は見事に両立させてきた。プロ野球のプロモーションやスポーツ番組での軽妙なトークは、彼女の確かな知識と現場への敬意があってこそ成立している。
一方で、カメラの前に立った瞬間に見せる妖艶な表情や、大人の雰囲気を醸し出す佇まいは、彼女の表現者としての引き出しの多さを証明している。健康的でありながら時に息をのむほどセクシー――この二面性こそが、タレントとしての彼女の価値をより強固なものにしている。