SNSや料理投稿サイトでは「冷凍鮎をそのまま焼いたら川魚独特の泥臭さや生臭さが気になった」という声が一定数見られます。この原因は、解凍状態ではなく皮表面に付着した酸化したぬめりにあります。
料理人の間では常識とされている「冷凍鮎の下処理 ぬめり取り」の工程を挟むだけで、仕上がりのクオリティは劇的に向上します。
流水を当てながら、指先や包丁の背を使って頭から尾に向けて優しく撫でるようにぬめりを洗い流してください。このとき、内臓周辺の薄い皮を破かないよう注意が必要です。ぬめりを落としたら、清潔な厚手のキッチンペーパーで腹腔内やエラ周辺まで徹底的に水気を拭き取ります。魚の生臭さ成分であるトリメチルアミンは水分とともに蒸発・移行するため、「水気を限界まで断つこと」が生臭さを消す決定打となります。