事件の追及において、関根の元妻である風間博子の存在と関与の度合いは最大の争点となった。風間は関根とともにアフリカケンネルの経営に関わっており、殺人および遺体損壊・遺棄の罪で起訴された。
裁判で風間側は、関根からの暴力や執拗な威圧、洗脳状態にあったことを理由に無罪を主張。自らは関根の恐怖支配下におかれた被害者の一人であり、犯行を強制されたと訴え続けた。
しかし司法は、彼女が遺体の解体や遺棄のプロセスにおいて果たした役割の重大性を重く受け止めた。長期間にわたる審理の末、最高裁判所は風間に対して死刑判決を確定させた。支配と従属という歪んだ人間関係の中で、どこまでが共犯であり、どこからが強要だったのかという問いは、法廷劇の中でも重く響き続けた。