遠征を検討するファンにとって最大の関心事となるのが、「みずほPayPayドーム福岡 座席表」におけるステージの見え方です。野球専用場として設計された同施設は、他都市のドーム球場と比較してグラウンド面積が広く、外野フェンスが高いという物理的特徴を備えています。
まずアリーナ席について検証すると、メインステージからバックステージ(バクステ)、そして左右に伸びる花道の配置によって体験価値が劇的に変化します。過去の参戦レポによると、アリーナ前列(Aブロック〜Bブロック中央)は肉眼でメンバーの汗や呼吸まで認識できる神席と称される一方、アリーナ後方ブロックに割り振られた場合、ムービングステージやトロッコが到達しない時間帯は「巨大スクリーンの鑑賞がメインになってしまう」という死角も存在しました。特に福岡ドームは横幅があるため、端ブロックのアリーナ席よりも、全体を俯瞰できるスタンド前列のほうが総合的な満足度が高かったという証言も少なくありません。
一方、スタンド席の構造はすり鉢状の緩やかな傾斜を描いており、1階スタンド席(下段)の前列はアリーナ席とほぼ同じ目線でメンバーと対峙できる絶好のポジションとなります。一方で2階スタンド(上段)は、ステージからの物理的距離が100メートルを超える位置も多く、双眼鏡(防振機能付き8〜10倍以上)の携行が必須装備とされてきました。音響面においては、屋根のドーム構造による反響音(エコー)がスタンド後方で発生しやすく、MCの聞き取りに若干のタイムラグが生じる点も現場検証から得られた確固たる事実です。