波乱の大会でも、個人の輝きは一際目立つ。今春の兵庫県大会でプロ野球スカウト陣の視線を独占しているのが、最速153km/hを計測したある右腕だ。この投手は初戦で9奪三振、準々決勝でも7回1失点と安定した投球を見せ、チームをベスト4へ導いている。某球団スカウトは「下半身の粘りが春先とは思えない。素材だけでなく勝負度胸がある」と高く評価する。
一方、野手では県内トップクラスの走力を誇る1番打者が話題だ。50m走5秒8という数字は公表されているが、実際の塁間走ではそれ以上の「速さ」を感じさせる。出塁すれば確実に次の塁を狙う姿勢は、相手バッテリーに大きなプレッシャーを与えており、SNS上でも「今年の兵庫で一番足が速い」と話題になっている。
また、下級生ながら4番を任されている大型スラッガーも注目株。まだ粗さは残るものの、逆方向へ打球を運べる技術は高校2年生離れしており、夏までにどこまで成長するかでチームの浮沈が決まる。