芸備線に廃線危機?再構築協議会の結論と存廃問題の真相【2026最新】

芸備線に廃線危機?再構築協議会の結論と存廃問題の真相【2026最新】

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かつて陰陽連絡の要衝として機関区が置かれ、200人以上の国鉄職員が働いていた備後落合駅。木次線との接続駅でもあり、昭和の最盛期には急行列車が何本も発着して賑わいを見せていました。しかし、現在の備後落合駅のホームに立つと、かつての栄華とはかけ離れた静寂が広がっています。

現在の芸備線 時刻表を確認すると、東城〜備後落合間の普通列車は1日わずか3往復しか設定されていません。朝に1本、昼下がりに1本、夕方に1本という運行間隔であり、午前中に一本乗り遅れると数時間以上も列車が来ないダイヤ構成です。最新の芸備線 運行状況を見ても、大雨や大雪などの自然災害時には安全確保のため早期に見合わせや徐行運転が実施されるケースが多く、日常の生活路線としての信頼性は大きく揺らいでいます。

現地での聞き取り取材やSNS上の利用者の声を検証すると、観光客や鉄道愛好家からは「秘境駅の旅情が素晴らしい」「残してほしい名駅舎」といった熱烈なエールが送られる一方で、地元住民からは以下のような切実な本音が聞かれます。

「病院や買い物に行きたくても、本数が少なすぎて列車の時間に合わせて行動できない。結局、家族の自家用車に頼るかタクシーを呼ぶしかないのが現実」(沿線在住・70代住民)

「高校への通学に使おうにも、部活動が終わる時間帯に列車がないため、親の送迎が必須になっている」(沿線保護者)

このように、「路線があること」自体は認知されていても、「日常的に利用できるダイヤではない」という負のスパイラルに陥っており、これが利用者のさらなる逸走を招いています。

中島 亮太
著者

中島 亮太

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。