ネット上の口コミやSNS、コミュニティ掲示板における保護者の声を丹念に拾い上げると、単なる教材の優劣を超えた生々しい家庭学習の現場が浮かび上がってきます。
肯定的な意見として目立つのは、やはり「親の精神的負担の軽減」です。「学校の宿題で『親の前で九九を3回暗唱する』というノルマが出たが、親が横で間違いを指摘すると不機嫌になり喧嘩になっていた。チャレンジの九九ソングバンドを持たせたら、子どもが一人で部屋にこもってタイムアタックに熱中し、気づけば1週間で言えるようになっていた」という手記が象徴するように、第三者的な機械が採点・応援してくれる環境は親子の無用な衝突を防ぎます。
一方で、見過ごせないネガティブな証言も存在します。「九九ソングのメロディを全部覚えたのに、学校のペーパーテストで『7×6=』とランダムに出題された瞬間、歌を最初から歌わないと答えが出てこない」「ゲームのクリア自体が目的化してしまい、あてずっぽうにボタンを連打してクリアした気になっていた」という指摘です。これらはまさに、ツールに頼り切ることで生じる典型的な副作用と言えます。