本日組まれたカードの中でも最大のハイライトとなるのが、東京ドームで行われる伝統の一戦における注目エース対決見どころです。巨人・戸郷翔征と阪神・村上頌樹のマッチアップは、両チームの首位争いを直接左右する極めて重要な一戦となります。
この対決における勝敗を分ける決定的なポイントは、以下の3点に集約されます。
第一に、「初回の先頭打者に対する配球とストライク先行率」です。今シーズンの戸郷は、初回に失点した試合の勝率が3割台に落ち込む一方、無失点で立ち上がった試合では勝率.818と圧倒的な強さを誇ります。フォークボールの制球が立ち上がりから定まるかどうかが、試合全体のイニング消化数を決定づけます。
第二に、先発投手対戦成績における「下位打線への被打率」です。村上はクリーンアップに対する被打率が.195と驚異的な安定感を誇る反面、6番から8番の下位打線に対して四球から走者をためて被弾するケースが散見されます。巨人の下位打線が粘り強く球数を投げさせ、甘く入ったカットボールを捉えられるかが試合の潮目となります。
第三に、リリーフ陣の疲労度と継投タイミングです。両先発ともに高いQS率(クオリティスタート:6回以上自責点3以内)を記録していますが、首脳陣が「打者3巡目」を迎える6回から7回にかけてどのような判断を下すかが勝敗の分水嶺となります。