白鳥の衣装は、『志村けんのだいじょうぶだぁ』の単独コーナーにとどまらず、フジテレビの看板特番『志村けんのバカ殿様』にも逆輸入されました。殿の寝所に白鳥姿の志村さんが忍び込んだり、家臣役の桑野信義さんやダチョウ倶楽部の面々が同じ白鳥の衣装を着て集団で群舞を繰り広げたりと、バリエーションは多岐にわたりました。
近年のSNSや動画配信サービスのコメント欄、コミュニティサイトに寄せられたリアルな声を分析すると、世代ごとに異なる受容のされ方が浮き彫りになります。
「子どもの頃、家族全員で見ていてお腹がちぎれるほど笑った」「下ネタなのに全く不快感がなく、むしろかわいいのが不思議」「今見返してもステップのキレがプロダンサー並みですごい」といった称賛の声が圧倒的多数を占めています。昭和・平成のテレビ黄金期をリアルタイムで体験した世代だけでなく、配信で初めて目にしたデジタルネイティブ世代にも、言葉を必要としないノンバーバル(非言語)な笑いとして熱狂的に受け入れられています。