寝ても取れない倦怠感の正体とは?慢性疲労症候群の診断と最新治療

寝ても取れない倦怠感の正体とは?慢性疲労症候群の診断と最新治療

寝ても取れない倦怠感の正体とは?慢性疲労症候群の診断と最新治療について知っておくべき ポイントを分かりやすく解説いたします。

慢性疲労症候群が疑われる場合、どの診療科のドアを叩くべきかは患者にとって最初の高いハードルとなります。血液検査で一般的な数値異常が出にくいため、一般的なクリニックでは「異常なし」と診断されてドクターショッピングを余儀なくされるケースが少なくありません。

受診ルートとしては、以下のステップを推奨します。

受診すべき診療科の優先順位:

  1. 総合診療科(大学病院・地域中核病院): まずは膠原病、甲状腺機能低下症、重症筋無力症、多発性硬化症、悪性腫瘍などの除外診断を網羅的に行う。
  2. 神経内科・脳神経内科: 中枢神経系の機能異常や自律神経障害の精査を受ける。
  3. 専門外来(ME/CFS外来・疲労外来): 日本疲労学会の認定医や、国立精神・神経医療研究センター(NCNP)などの専門臨床実績を持つ医師のもとで確定診断を受ける。

受診の際は、「いつから動けなくなったか」「何をした後にどれほど寝込むか(PEMの記録)」「睡眠時間と疲労の度合い」をスマートフォンのメモや日記に具体的に記録して持参することが、的確な診断を引き出す最大の鍵となります。

小林 直樹
著者

小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。